【自戒を込めて】真摯に課題や自社サービス・商品と向き合わない人は自ら死に向かう

ホームページ制作という仕事は非常にデリケートな仕事です。何がデリケートかというと人間の心です。私たちHP屋さんの仕事はコミュニケーションコストが非常にかかります。

事実、企業HPの9割が集客に失敗しています。それは、素人のクライアントが思いつきのアイデアややりたいことを実行しても上手くいかないし、それを軌道修正させるのもエネルギーやコストがかかり、難しいためです。そのため9割もの方が集客に失敗しています。

実際にわかには信じられないような狂気のエピソードがたくさんあります。

「お客様は神様だから」と、考えることを放棄していはいけない

「御社の競合優位性ってどんな所でしょうか?」とヒアリングしても明確な返答が無く「山本真一さんに高いお金を払っているんだからそこもちゃんと考えてよねぇ」と嫌味を言われた事があります。

あなたが日々どんな思いであなたのお客様にむかっているのか、あなたのお客様の悩みを解決するためにどう一生懸命仕事をしているかを問うているのに、「それを考えるのは部外者であるお前の仕事だろうが?」というのは完全に見当違いな答えです。

私は、お客さんを神様のようにおだてて顧客満足度を上げるような仕事はしていないので「他人に甘えたりわがままを言ったところでどうにもなりませんよ」と何度か説教をしたことがあります。


つらい現実を見て見ぬふりをしても、悪意を持った現実はあなたを殺しに来る

自分の弱点や見たくない現実と対峙することからは逃げ出したくなりますよね。

アクセス解析の結果、サイトの重大な弱点が発覚、あとは対策を実行するだけという方がいました。しかし、ああだこうだ言い訳をしながらサイトの改善を行いませんでした。

その結果、事業の要だったサイトは成果を出せず、事業を畳んでしまうことになってしまいました。

勉強をするのがいやでダラダラTVを見たりゲームをして現実逃避しているうちに、一切勉強していないのにセンター試験当日が来てしまったような。がんにかかったのに投薬治療が嫌で楽な民間療法で治そうとしているうちにがん細胞が全身に転移して死ななくても良かったのに若くして死んでしまうような。課題と対峙することから逃げたために事業が死んでしまったのです。

他人に甘えて駄々をこねた所で自分で何とかするしかありません。逃げずに対峙しましょう。


あなたが対峙しようとしないなら、私も助ける事が出来ない

ベストセラー「嫌われる勇気」のアドラー先生も言うように「他人は変えられない」のです。私はこういった方を自ら死に向かう人と定義しています。「ま、仕方ないか」とそれ以上は干渉しません。酷い人の場合は、仕事も断ります。

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