中小企業白書のデータによると個人事業主は1年で37.7%が廃業、10年後まで生き残る事業者はたった1割だそうです。「まさか、そこまでひどくないでしょ」「おれは大丈夫(根拠はないけど)、廃業なんてしない!」と、ついつい考えてしまいますよね。実際の企業数の変化はどうなっているのでしょうか?
「中小企業白書」の信頼できる調査データをもとに「個人事業主・中小企業の企業数の推移」をご紹介いたします。
中小企業・個人事業主の企業数推移
こちらの図は2017年の中小企業白書から「1999年から2014年までの中小企業・小規模事業者の企業数の推移」を表したデータです。
企業数全体は減少傾向にあり、1999年から2014年にかけて47万社が減少。小規模事業者の廃業が特に影響しています。
- 小規模事業者は1999年から2006年の7年間で、約57万社(13.5%)と激減
- 同じく2009年から2014年にかけて約42万社(11.5%)の小規模事業者が減少
- 中小企業はゆっくりと減少
「個人事業主は1年で37.7%が廃業、10年後まで生き残るのはたった1割」というように特に個人事業主・フリーランスには厳しい状況のようです。カーストの最下層で下請け仕事をする個人事業主の生活はますます厳しくなっていくのでしょうか。
まとめ
以上のように中小企業は今後も益々生き残りをかけた業績の効率、生産性向上のための努力を求められます。ホームページを活用した集客を強化することでこの劣勢を覆すしかありません。引き合いや売上の増加、生産性の向上などホームページで解決できることはたくさんあります。