サロン・美容院向けにホームページ集客についてまとめました。
- 競争が激化するサロン・美容院が生き残るには?
- 雇われ美容師が個人ブランディングするには?
を考察しています。
サロン・美容院がホットペッパービューティーを脱却するためのホームページ集客術
サロンはライバル店舗が多くコンビニの6倍もあり、かなり厳しいレッドオーシャンであることや、その中でもホームページを活用しサバイブしている方々を紹介しました。
生き残るためには脱ホットペッパーを目指し、自社ホームページで集客することが重要です。
- ホットペッパーがやっていることを自社ホームページ・ブログ・SNSで代替する
- ホットペッパーへ依存する割合を減らすためのホームページ集客
- お布施(広告費)を抑え、高利益体質の営業を目指す
ホットペッパーがやっていることを自社ホームページ・ブログ・SNSで代替する
町田美容院の知恵袋では、ホットペッパーを使わずに営業し、開業3ヶ月目で月商100万円を達成していました。
同じように自社HPを活用できれば、脱ホットペッパーも可能。毎月高額の広告費をお布施する必要もなくなります。
サロンでのお客さま獲得の流れ
『見込み客 ⇒ 初回来店 ⇒ 再来店(ロイヤリティーを上げる)』お客さまを獲得する流れは、図にするとこうなります。
ホットペッパーが何をしているか?
ホットペッパーがしていることは下記の2種類の施策です。
- あなたの店舗を知らない見込み客に訴求し初回来店させる
- 初回来店したお客さまを再来店させる
ホットペッパーには、お客さまをよりホットな状態にするために、様々な機能があります。
【見込み客 ⇒ 初回来店でやっていること】
- SEOで見込み客をホットペッパーに集める
- 店舗ページに誘導
- クーポンでお得感を出し
- 手軽にできるネット予約をさせ
- 来店に導く
1〜5までの機能を冷静に見返してみると、SEOが大変なだけ。それ以外は自社HPで簡単に代替できます。
ホットペッパー最大の強みはSEOが圧倒的に強いこと。「渋谷 × 美容院」や「名古屋駅 × メンズ × 美容室」など「エリア名×サロン系KW」ではほぼ上位を独占しています。
自分の店名で検索してもホットペッパーが上位に表示されてしまうこともありますよね。
【見込み客 ⇒ 初回来店】 では、SEOさえなんとかできれば、町田美容院の知恵袋さんのようにホットペッパー卒業も可能。
【初回来店 ⇒ 再来店】
- 来店ありがとうメール
- ポイント付与
- ブログ
- 再訪クーポン
主に初回来店後も接点を持ち続けるという事をしています。
とはいえホットペッパーユーザーに他のサロンにも行ってほしいのが本音。そのため、【初回 ⇒ 再訪】機能はあえて弱くしているようですね。優良な常連さんを囲い込む機能はあえて作っていません。
【初回来店 ⇒ 再来店】では、自社HPのほうがホットペッパーより強みを発揮できるはず。ホットペッパーより強く近く訴求できるし、ホットペッパーがあえてやっていない事も可能だからです。
【初回来店 ⇒ 再来店】は自社ホームページでがんばったほうが効果が高い。
ホットペッパーへ依存する割合を減らすためのホームページ集客
つまり、SEOさえできればホットペッパーは卒業できる。
町田美容院の知恵袋さんでは、開業までの半年間に500件もお悩み解決記事を書くという力技で実現しました。あなたにも不可能ではないはずだ。
ホットペッパーSEOが強いのはエリア名キーワードだけ、お悩みキーワードには弱い
またホットペッパーSEOが強いのは「渋谷 × 美容院」「名古屋駅 × サロン」などエリア名キーワードだけ。「縮毛矯正」「白髪染め」などお悩みキーワードで検索しても上位表示されません。
まずお悩みキーワードを攻めて、最終的にはエリア名でガチンコ勝負。上位表示できれば「安いプラン」か「卒業」。
- 最初は、ホットペッパーを使い初回来店のお客さまを集客。
- 平行して、お悩みキーワードでSEOを上げる
- お悩み記事が評価され、サイト全体のSEO評価が上がる
- エリア名でもホットペッパーと上位を競えるまで上がる
- 安価なプランへ変更 or 卒業 or minimoなどに移行
【初回来店 ⇒ 再来店】では自社ホームページ・ブログ・SNSのほうが囲い込める
【初回来店 ⇒ 再来店】させる施策はホットペッパーより自社HPで実施したほうが効果も高い。
初回来店の会計時などに「QRコードつきの名刺を渡す」「HP上でしかダウンロードできない再訪専用クーポンの告知」などホームページやSNSに誘導するオペレーションを実施。
一度SNSなどでフォローさせれば、「ヘアーサロン ノリモト」さん「恵比寿ドレスヘラー 中庭」さんなどおもしろブログやSNSなどを参考にファン化施策を実施し初回来店したお客さまと継続して関係を築く。
LINE@など店舗集客に強い優秀ツールもあります。初回来店したお客さまは、自社HPへ誘導させる施策をいくつも実施したいところ。
お布施(広告費)を抑え、高利益体質の営業を目指す
上記がうまく回るようになってくればいよいよ脱ホットペッパーも実現できます。
自社HPへのアクセスが増え、ホットペッパーを介さない直接予約が増えるなら安いプランに下げたり、卒業、楽天ビューティーなどへの移行が可能です。
サロン・美容院がやばい!
サロンの現状を調査しました。なるほど様々な問題があるようです。危機感を持ち、真剣に対処法を考えるためにどういった問題があるのかを認識しましょう。
- コンビニの6倍! サロン・美容院は少ない顧客を奪い合うレッドオーシャン
- 一番欲しい「若い女性」は年々減少し、女性の2人に1人は50歳以上に?
- 長時間労働の割には給料が安いブラック体質、人手不足で経営悪化?
- 集客をホットペーパーに依存、高額のお布施を毎月払い続ける
コンビニの6倍! サロン・美容院は少ない顧客を奪い合うレッドオーシャン
この図は、厚生労働省がまとめた衛生行政報告例から抜き出した美容院・床屋の数と、日本フランチャイズチェーン協会がまとめたコンビニエンスストア統計調査月報からのコンビニ数を比較したものです。
2017年の美容院とコンビニ店舗数比較
- 床屋・美容院の合計数:368,543
- コンビニの合計数:55,322
美容院・床屋は全国にあるコンビニの6倍もあります。少ない顧客を奪い合うバトル・ロワイアル状態。完全なレッドオーシャン!!
一番欲しい「若い女性」は年々減少、2人に1人は50歳以上に?
私のように田舎で暮らしていると良く感じることですが、田舎に限らず「地方」には若者がいません。山奥にある我が町では、少子化のため小学校が廃校となり、隣の街と合併した新しい小学校が出来ました。それでも1クラス10人前後という少人数です。かつては栄えた駅前ですら、コンビニ・ファミレスすらなく、陰鬱として暗くひっそり静かなシャッター商店街があるだけ。軽く飯を食べようにも店がなく不便です。駅から離れた国道沿いのショッピングモールまで行っても、客はほとんど中年や老人だけ。若者も子供も稀です。東京に住んでいては実感できないでしょうが、地方ならどこでもこんな寂しい風景のはず。
2020年には女性の2人に1人が50歳以上になる「おばあちゃん大国化」
高齢化の進展によって女性人口に占める49歳以下の若い世代も減ってきているが、社人研の女性人工の将来推移を見ると、2020年には50歳以上人口(3248万8千人)が0-49歳人口(3193万7千人)を追い抜く。
日本女性の過半数が出産期を終えた年齢になるということだ。
出展:【河合雅司 著】未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)
美容室のホームページ制作では、やはりメインターゲットとして若い女性を想定します。発注者であるサロンオーナーの要望も制作者である我々HP屋も若い女性に好まれそうなデザインを作ります。
しかし、おばあさん大国になってしまうということなら、HPデザインをおしゃれを優先して薄く小さな文字にしたりするところを、老眼でも読めるように大きく真っ黒な文字にしたりとデザイン面でも老人対応に方向転換が必要なのかもしれません。
サロン提供メニューでもアンチエイジングだとか白髪・薄毛対策など、おばあさん向けメニュー強化が必要になるのかも。いままでは無意識に若者向けのおしゃれデザインを考えてしまっていました。しかし、これからは老人向けにあらゆる事を考え直さないといけないのかもしれません。
長時間労働の割に給料が安いブラック体質、人手不足で経営悪化
美容院はコンビニの6倍もあって、日本の人口は年々減少し。若者が減っておばあさんばかりに、と直視したくない現実に直面してしまいました。では、給料はどうなのでしょうか?
美容師の55%が歩合給10%以下? がんばっても報われない
この記事の後半で紹介する「旅人美容師JUN KUWABARA」さんが、twitterでこんなアンケートを取っていました。
美容師の55%が歩合給10%以下。
ちゃんとした統計データではないので鵜呑みにはできませんが、美容師さんはがんばって働いてもあまり報われないようです。年収ベースではどうなのでしょうか?
他業種は平均年収300万円なのに対し、美容師は50万円以上低い
厚生労働省の調査データをもとにした記事をご紹介します。
31歳で300万円を超えられない年収
厚生労働省は2018年2月28日、平成29年賃金構造基本調査を発表した。10人以上規模の事業所に雇用されている理容師美容師の所定内給与額は23万3千円で、前年比6600円(2.9%)増と3年連続して前年を上回った。
年間賞与額は5万7900円で、決まって支払う賞与額と年間賞与を加えた年収ベースでは295万8300円になる。300万の壁をなかなか突破できない状態が10年以上続いている。
出展:厚い年収300万円の壁 理美容師の年収
図の赤い線が全業界の平均で、青い線は美容師業界の平均です。
がんばって国家資格を取得し、長時間労働もいとわず頑張ってもあまり稼げないという事なのでしょうか。
美容業の77%が人手不足で経営悪化
日本政策金融公庫(日本公庫)は2018年3月6日、理美容業などの雇用動向に関する「生活衛生関係営業業界の景気動向に関するアンケート」結果を発表した。美容業の77%が「従業員の不足による経営悪化への影響」を受けていると回答した。
出展:美容業の77%が人手不足で経営悪化
開業したオーナーにしろ雇われ美容師さんであれ、先行きはとても暗いように感じます。現状のままビジネスを続けて未来はあるのでしょうか? やり方を大きく変えないといけないのかもしれません。
集客をホットペーパーに依存、高額のお布施を毎月払い続ける
美容師業界では集客をホットペッパーに依存しすぎることが問題になっています。
- 集客はホットペーパービューティーに依存、毎月高い金を払い続ける
- 少ない顧客を奪い合うために割引クーポンで勝負
- クーポン荒らしが、リピーターになってくれない
集客は高い広告費を支払ってホットペーパービューティーに依存する
美容院をネットで探す場合私も毎回ホットペーパービューティーを使っています。
私の場合こんなキーワードで検索すると「名古屋 メンズ 美容室」、結局ホットペーパービューティーのページが検索結果に出てきて、そのまま適当な美容院に予約を入れます。
なんとなく気まずいので、腕の良い美容師さんにあたってもリピートはせずに、また新規で店舗を探してしまいます。
ホットペーパービューティー広告費例(東京都中心部)
出展:ホットペーパービューティー広告費例(東京都中心部)
- 最上位プラチナLLプラン:1回約70万円(年間契約ならひと月当たり約50万円)
- バリュープランL:1回約40万円(年間契約ならひと月当たり約27万円)
- バリュープラン:1回約30万円(年間契約ならひと月当たり約20万円)
- シンプルプランL:1回約30万円(年間契約ならひと月当たり約20万円)
- シンプルプラン:1回約15万円(年間契約ならひと月当たり約10万円)
- ライトプラン:1回約10万円(年間契約ならひと月当たり約7万円)
私のようにホットペーパービューティーを利用する方が多いのでしょう。このようにリクルートは強気の価格設定。おそらく毎月30〜70万円の間あたりの金額を払っているのだと思います。
クーポン荒らし、一見さんばかりでリピート客が増えない
ホットペッパーを利用する客層は、格安クーポンが目的なのでなかなかリピート客が増えないという問題もあります。ホットペーパービューティーのみでリピート率は40%を超えているでしょうか?ホットペッパーでは質の悪い一見さんばかり、しかし集客のための有効な手段がない。
集客をホットペーパーに依存せず、独自にできるかが鍵
所詮、門外漢でしかないHP屋の私が「サロンはこうあるべき!」などと大きな事は言えませんし、説得力もないでしょう。
しかし、WEBの専門家として脱ホットペーパービューティーを目指すためのホームページ集客の話ならできます。ホームページを使えば、格安で質の高い見込み客を集客できます。
また、雇われ美容師だとしてもSNSやブログを上手に使えば、指名客や太客を増やせ、歩合給を増やすことも可能。ホームページを活用すればホットペーパービューティーに毎月高い広告費を払い続ける必要もありません。
【実例】サロン・美容院のホームページ集客の成功例
集客の要を、ホットペーパービューティーなどの金食いメディアから、自社ホームページへ移行させ、低コストで優良顧客を集客しましょう。実際に集客を成功させている方々を紹介します。
どうやって戦うべきかを、より具体的にイメージするためにホームページ集客に成功している方を紹介します。「店舗集客に成功している方」「美容師個人のブランディングに成功している方」の2種類がいます。
オーナーや独立を目指す方も、現在雇われながら美容師として働いている方にも参考になるはずです。
- SEOに強く、ホットペーパービューティーを使わずに集客に成功した「町田美容院の知恵袋」さん
- SNSに強く、田舎の床屋ながらファン獲得に成功した「ヘアサロン ノリモト」さん
- 美容師ブロガーとして唯一無二のポジションを築いた「世界一周美容師」さん
- おもしろの中にも高い技術力、アメブロ集客に成功した「中庭」さん
町田美容院の知恵袋 「SEOに強く、ホットペッパーなしの集客に成功! 」
美容院オーナーが、絶対に参考にして欲しい「町田美容院の知恵袋」さん。2015年に開業し「ホットペッパーを使わず集客成功した」記事がバズり、私たちホームページ屋さんを戦慄させたのがこの「町田美容院の知恵袋」さん。美容室がホームページを使って上手にビジネスを成功させているモデルケースです。
普通の美容院ホームページなら月間500〜2000ほどのアクセスでしょうが、こちらは5万〜15万ほどの圧倒的なアクセス数。
こんな事を実施
- ホットペーパービューティーを使わずに集客に成功、開業3ヶ月で月商100万円
- プロ美容師が答える髪のお悩み相談を700件も作る、大量のアクセス
- HPはほぼ自作
その結果
- SEOがすごい、HPへのアクセスは月に5万〜10万(普通の美容室HPは月500〜2000ほど)
- オープンから3年経過するも未だにホットペッパーを使わずに営業中
- 料金は地域で一番高い、強気の価格を維持
SEOでアクセスを集めるために、見込み客の悩み解決記事を大量に作成
ホームページへのアクセスを増やすには無料と有料の対策があります。有料なら広告を出すこと、無料ならSEOで検索結果の上位に表示させアクセスを増やす方法です。
SEOを実施する簡単な方法は、あなたのお客さんのお悩み解決方法をホームページで説明すること。
美容室のお客さんが抱える悩みは検索エンジンで大変多く検索されます。私のようなアラフォーおじさんなら「白髪」「薄毛」なんかは今すぐなんとかしたい問題です。若者なら、「くせ毛」「もてる 髪型 2018」とか。
ここ数年、ネット上にSEO対策がやたらと強い嘘情報が蔓延しているので、プロが教えるコンテンツがGoogle から優遇されるようになっています。
オープンまでの5ヶ月でお悩み記事1000件を目標にし566記事を書き上げた
開業準備と並行して記事作成を進めたそうです。5ヶ月目には、なんと566記事にもなりました。
私は記事を書くのが苦痛でしょうがありません。この頑張りはちょっと真似できそうにないです。凄すぎます。
ホームページで集客するとホットペッパーに毎月高額のお布施をする必要がありません。またSEOでアクセスを集めてるなら無料でできます。長年の経験と技術がある本物なら町田美容院の知恵袋さんと同じことは可能です。
ヘアーサロン ノリモト 「SNS運用をみならいたい静岡の田舎でがんばる床屋さん」
田舎でありながらホームページで集客し、遠方からも根強いファンが来店する床屋さんがこちらの「ヘアーサロン ノリモト」さん。
町田美容院の知恵袋さんと同じくサロンオーナーに参考にしていただきたい方です。
- SNSやブログで情報発信
- 田舎で営業している床屋さんながら遠方からお客さまが来店したりメディア取材もされる
- Twitterフォロワー数は9000人ちかい
- ブログは毎日更新、SNSでの反響も多い
SNSに強く、店舗の訴求ではなくオーナー自身に興味をもってもらったり好きになってもらえる投稿がうまい
「町田美容院の知恵袋」さんとの違いは、SEOではなくSNSに強いところ。乗本さんは、ブログもSNSも毎日更新。真面目に情報発信している姿に脱帽です。twitterのフォロワーは9000人近く、facebookの投稿かなりのいいねがついています。
投稿内容にも違いがあり、町田美容院さんはノウハウより。対してノリモトさんは自分の生き方や考え方、共感を呼ぶ事を目的にした記事や投稿が多いです。おじさんだからと照れずに自撮りまでばんばん投稿しています。
SNSに強い集客手法「エクスマ」の実践者
特長的な自撮り投稿が多いので「エクスマの人かな?」と思ったらやっぱりそうでした。
エクスマとは、「モノ」ではなく「体験」を売るネットを使った集客手法のこと。本だとこれが有名。
エクスマのセミナーや塾に参加しつつSNS投稿を頑張っている様子。普通は、セミナーや合宿に参加した事で満足し、SNS投稿やブログ執筆も面倒でやれません。私が面倒で全然やってないので地道にデキる人は本当にすごい。
JR飯田線という田舎の単線、浦川駅の近所で営業しており、立地が良くないのに遠方からお客さまが来店してくれたり、メディア取材もされるそうです。
世界一周美容師 桑原淳「情報発信して個人ブランディングに成功」
こちらは世界一周しながら1000人のカットをした旅人美容師 桑原淳さんのブログ。
おそらく16年間の美容師経験や大手サロンでの勤務経験のある「町田美容院の知恵袋」さんと比べると美容師としての職務経験は浅いと思われます。正直、美容師として就活すれば桑原さんの履歴書スペックはあまり高くなく、大手サロンなら書類選考で落とされるかもしれません。
ですが、SNSやブログで情報発信しオンリーワンのブランド力を確立しています。ネットを使い、自分の力を何十倍にもしているところが凄い。
雇われ美容師さんに参考にしていただきたい
特に雇われ美容師さんに参考にしていただきたい。
個人や雇われでも情報発信していけば、あなたのファンを増やせたり(指名客も増え歩合給も増える)、業界内で知名度を上げてメディア出演できたり、独立したときにお客さんも増え、ネット上の知名度を使って新たなビジネスもできます。
現在は、300人も会員がいるオンラインサロンを運営、会社もやってます。
旅人時代のブログは、リアリティーショーのような面白さもあります。帰国してからの起業や、美容師業界への提言記事も深く考えさせられます。
帰国してからは美容師としての起業経験やネット集客の経験を生かし、全国を回って講演や美容師向けのオンラインサロンをしたり、会社を立ち上げているそうです。
これだけオリジナリティーがある方だと、どこをどう参考にしろとはなかなか言えないのですが、SNSやブログで情報発信することが大事なんだと痛感させられます。
恵比寿ドレスヘアー 中庭 廣明ブログ「アメブロ活用を見習いたい」
自撮り写真が強烈な「中庭 廣明」さん。この方は雇われ美容師さん。お店ではなく、美容師個人として情報発信しています。
インスタやtwitterなどのSNSもやっているようですが、アメブロでの集客がメイン。
私は、アメブロ文化や活用方法に詳しくないです。が、予想すると恵比寿で営業しているサロンが一番集客したい「若い女性や、ハイソなお姉さん」と繋がりやすいのでしょう。だからアメブロを主戦場にしているんでしょうね。
インパクトの強い自撮り写真やアメブロ向けの文体
町田美容院の知恵袋さんも中庭さんもブログ集客がメインです。
しかし、町田美容院さんはSEO狙いなため、うちのブログのように文字量がやたらと多い。
一方、中庭さんはアメブロ向けの短い文字量。インパクトが強すぎる忘れられない顔写真など、町田美容院さんと中庭さんは文体が全く違います。
ノウハウも訴求しつつ、ファン化も強い
町田美容院さんは見込み客にSEOとお悩み解決記事で接触、まずは来店してもらい圧倒的な技術力で顧客化する戦略でした(勝手な予想です)。
対する中庭さんは、同じブログを主戦場にしつつも戦略が違います。来店して担当したお客さんに自分のブログやSNSを紹介してつながりを作る。その後、ブログやSNSでファン化してリピートにつなげているんじゃないかと思います。
おもしろの中にもたしかな技術力がわかる記事。ノウハウも訴求しつつ、ファン化も強い。
ブログ集客に成功しているのでセミナーに登壇もしているそう
私とはホームページやブログの活用思想が180度違うので、勉強させてもらいたいです。
まとめ
情報発信を積極的にすることでホットペッパービューティーに依存する状況を脱出できます。WordPressなど情報発信を簡単にできるホームページ運用ツールもあるのでぜひ活用してください。