パーソナルトレーニングジムのSNS集客 – いいね・フォロワー獲得は目的ではない

    質問
    トレーナーA

    SNSで集客ってどうすればいいんですか?

    ヨガ講師

    ブログは書けないけどSNSなら簡単そう。

    社長

    SNSなんか使った事ないけど、TwitterやYouTubeで集客したい。

    山本真一

    パーソナルトレーナーはルックスが良いのでSNSと相性が良く、ダイエットやトレーニングのノウハウも人気。

    パーソナルトレーニングジムがSNSを活用して集客・見込み客獲得する方法を解説します。

    目次

    パーソナルトレーニングジムのSNS集客の具体例

    HP集客 5つの壁

    SNS集客はブログより簡単で短期間で成果の出やすいアクセスアップ施策。無料で手軽にできるのがメリット。

    SNSを何のために使うかというとHPへのアクセスを増やすため。私は、HPで見込み客獲得する流れを「五つの壁」として無料資料の中で説明しています。SNS集客は「②HPはあるのに、アクセスがない」問題を解決するための一手段です。

    具体的なSNS集客の流れ

    SNS集客の流れ

    5つの壁をSNS集客用にシンプルに整理し直すと、この図のようになります。

    1. SNSでフォロワー獲得:インスタやTwitterでフォロワーを獲得。
    2. 自分のメディアへ誘導:ホームページや専用のランディングページへ誘導。
    3. 自分メディア内で営業:無料体験やカウンセリングに誘導。
    4. 成約:無料体験やカウンセリングに申し込みさせる。
    山本真一

    フォロワー獲得やいいねだけで満足し、その先まで上手に使えない事がほとんど。SNS集客は見込み客獲得のための一手段として戦略を練り直しましょう!


    例1.メンタリストDaiGoさん SNS集客からマネタイズまでが上手い

    STEP
    SNSフォロワーを増やす

    フォロワー多いです。有名人なので私のような一般人には、SNS運用方法やフォロワー獲得方法は参考にはなりません。

    STEP
    自分のメディアへ誘導

    SNSで動画を発信。

    メンタリストDaiGoさんの動画

    ライフハック系の思わず観たくなる動画。私も良く観てます。

    STEP
    自分メディア内で営業
    続きの動画

    動画の後半では必ず「より詳しく知りたい方へ」と有料動画へ誘導。ここが肝。

    STEP
    成約
    D-Lab

    自社サービスD-Labのサブスクリプションに登録させる。あるいはニコニコ動画に誘導し課金させる。

    山本真一

    DaiGoさんを参考に、SNS集客からHPで無料体験までの一連の流れを仕組み化しましょう。


    例2.じーやま(山路和希)さん インスタからブログへのアクセスが多い

    山本真一

    じーやまさんは、筋肉・トレーニング系でDaiGoさんのような流れができている方。

    STEP
    SNSフォロワーを増やす

    筋トレノウハウを凝縮したインスタが人気。私もブックマークして何度も見返してます。

    STEP
    自分のメディアへ誘導

    筋トレをより詳しく解説したじーやまブログ

    ブログの月間訪問数(推定)は2.5万ほど。一般的なパーソナルジムHPは1000もアクセスがない所がほとんどなので、かなり多い。

    SNSでは、インスタやTwitterからのアクセスが多い。

    STEP
    自分メディア内で営業

    「より詳しく知りたい方は…」という部分がブログ記事の下に。

    ダイエットノウハウを販売できるサイト「note」へ誘導。

    STEP
    成約

    noteでダイエットノウハウ「ガリガリ→ゴリマッチョ→細マッチョになる方法」を販売。

    山本真一

    パーソナルトレーナーや筋トレ関連のインフルエンサーはフォロワー・いいね獲得だけで終わっている事がほとんどですが、じーやまさんはマネタイズ部分までしっかり仕組み化しています。


    パーソナルトレーニングジムのSNS集客の4ステップ

    SNS集客の4ステップ

    SNSでフォロワー獲得

    山本真一

    私の発言は人をイラつかせるようで、投稿するたびにフォロワーが減って凹みます。が、パーソナルトレーナーの皆さんはルックスも良くて人にも好かれるんじゃないかと。だからSNSは相性がいいと思います。

    Instagram

    • 利用者層が幅広く、他のSNSより反応(エンゲージメント)をもらいやすい。
    • 顔出し・インスタ映えを狙わずとも、ダイエットノウハウやダイエットのビフォアアフター、レシピ、トレーニング方法解説など知恵を絞れば人気のアカウントを作れる。

    Twitter

    • ブログと違って短文だから投稿しやすい。
    • 見込み客や既存のお客様とコミュニケーションできる。

    YouTube

    • YouTubeは定期購読機能があり、ユーザーを囲い込める。
    • iPhone1台で、画質も良く、動画編集もできるので気軽に始められる。
    • 登録者数・再生数を上げて広告費ゲットを目指すのではなく、「糖質制限」や「有酸素運動」などダイエット系キーワードで検索した時に検索結果の動画紹介枠内で上位表示し、「詳しくはHPへ」で誘導するのがおすすめ。

    Facebook

    • リアルで会った事がある人向けSNS。
    • 経営者やビジネス系の方や年配の方がよく使っている。
    • FacebookページというFB内のHP機能があるが、広告を使わないとほとんど見られない。
    • Facebook広告を使うと、「東京都渋谷区の20代女性」だけに広告を出す、など細かくターゲティングできる。リスティング広告に比べると安い。

    自分のメディアへ誘導

    • HP:基本、WorPressなど自分でページを追加・修正できる仕組みで作ると新サービスやキャンペーンを思いついたら即実行できる。
    • ランディングページ:派手な縦長ページ。普通のHPよりも訴求力が高く申し込みさせやすい。広告を使う場合もランディングページへ誘導しよう。
    • ブログ記事:ランディングページ制作は高いうえに時間もかかります。ブログ記事ならデザインも不必要でご自身で書けます。ランディングページより安上がり。
    • YouTube動画:DaiGoさんのように解説動画へ誘導し営業するのも良い。
    • Amazonの電子出版サービス(kindleダイレクトパブリッシング):Amazonなら電子書籍の自費出版が簡単にできる。kindle unlimited会員なら無料で読ませられる。またAmazon内の広告は安く利用できるので電子書籍を書いて広告で集客し「詳しくはHPで」「HPで無料資料をプレゼント」などで個人情報をゲットする事が可能。

    自分メディア内で営業

    • 問い合わせフォーム「無料体験・カウンセリング」:一番欲しい。ただし、SNSのユーザーは遠方だったり冷やかしだったり同業者が多いなど、商圏内の見込み客になかなか出会えない。広告やブログも併用する必要あり。
    • 問い合わせフォーム「無料ダイエットノウハウPDF」:Wordやパワーポイントなどでダイエットノウハウを解説した資料を作成しダウンロードさせ連絡先をゲットし営業につなげる。
    • LINE登録:LINE公式アカウントといってジムの公式LINEを作成できる。「友だち登録してくれたら特典や無料体験ができるよ」という設定でLINE登録を増やせる。LINEはメルマガに比べると読んでくれる確立が遥かに高い。メルマガだと開封されなかったり迷惑メールフォルダに入る事が多い。

    成約

    • 無料体験・カウンセリング:誠心誠意対応して成約させましょう。
    • ステップメール:ステップメールといって数回の自動配信メールを予め登録しておくサービスがある。何気なくダウンロードしてくれた人に数回ダイエットノウハウを配信しながら営業できる。
      • 全5回ダイエットノウハウメルマガ:「ダイエットノウハウPDFをダウンロードしてくれた方限定でマル秘ダイエットノウハウを5日間お送りします」などメルマガを配信して成約させる。
      • LINE(ステップメール):LINEにもステップメールを配信するサービスがある。あるいは手動で定型文を微調整しながら送るのも良い。

    パーソナルトレーニングジムのSNS集客まとめ

    SNSを運用すると、ついついイイネやフォロワー獲得だけに目的がシフト。気付けば見込み客ではなく、フォローしてくれた同業者向けにお客様の愚痴を投稿したり、ビジネスと無関係な猫画像などを投稿してしまうものです。

    フォロワーも商圏から100km以上離れた方のほうが多く、フォロワーが増えたことに一喜一憂しても1円にもならないことも…。

    今回、ご紹介した4ステップを意識しながら、何のためにSNSを運用しているのか見失わずに集客していきましょう。

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    • URLをコピーしました!

    コメント

    コメントする

    目次